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RECOMMEMD今月のこれ1本!

2016年8月の注目作品

苦しい暑さが続く日々がやってきました。しかし演劇界は夏バテもせず活気づいています。今月もたくさんの魅力的な作品が!8月の注目作品はこちら!

『ラヴ・レターズ』

注目!

私の今月の注目作品は、『ラヴ・レターズ』です。 今作は過去に450組以上の2人の男女の俳優さんにより演じられてきた朗読劇で、1973年から続く現PARCO劇場の最終週を飾る作品です。 内容は、2人の男女が幼少時代からお互いに手紙を綴り続け、年を重ねて行く恋と人生のお話で、2時間の濃密な世界に感動を呼び起こされる作品です。1週間毎日違う俳優さんで演じられるのもこの作品の特徴です。歴史ある劇場の最後に、一度きりのカップルによるこの作品を是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?(赤澤)

【公演情報】
『ラヴ・レターズ』 作/A.R.ガーニー 訳・演出/青井陽治
2016年8月1日(月)~2016年8月7日(日) PARCO劇場

『王家の紋章』

注目!

私の今月注目しているのは帝国劇場「王家の紋章」です。日本の漫画を萩田浩一さんがミュージカル化し、音楽は「エリザベート」を手掛けたリーヴァイさんが担当されます。美術には二村周作さん、衣装には前田文子さんが入っているのでとても豪華な舞台になるのではないでしょうか。オリジナルミュージカルの初演なのでどんな作品になるのか未知数で楽しみにしています。(小林)

【公演情報】
『王家の紋章』 原作/細川智栄子 あんど笑~みん「王家の紋章」(秋田書店「月刊プリンセス連載」)
脚本・作詞・演出/荻田浩一 作曲・編曲/シルヴェスター・リーヴァイ
2016年8月5日(金)~2016年8月27日(土) 帝国劇場

シアターコクーン・オンレパートリー2016『ビニールの城』

注目!

先月に引き続きシアターコクーンのプロデュース公演より、『ビニールの城』を紹介します。今作は蜷川幸雄さんの急逝に伴って、演出を新宿梁山泊の金守珍さんが行うこととなりました。唐十郎の複雑怪奇にして耽美、そしてめくるめく幾層にも絡まりあった劇世界。蜷川イズムと、アングラ最前線で公演を続ける金さんとのぶつかり合いで、どんな作品が生まれるのでしょうか。主人公には無骨さと繊細を併せ持つ森田剛。ヒロインは蜷川幸雄に「日本最後のアングラ女優」とまで言わしめた宮沢りえ。そして独特の存在感と確かな演技力を持つ荒川良々。六平直政や石井愃一といった、蜷川組のベテラン役者陣。最強の布陣が蜷川幸雄・追悼公演の名にふさわしい作品を見せてくれるのではないでしょうか。(石本)

【公演情報】
シアターコクーン・オンレパートリー2016『ビニールの城』 作/唐十郎 演出/金守珍 監修/蜷川幸雄
2016年8月6日(土)~2016年8月29日(月) Bunkamura シアターコクーン

弦巻楽団#25『果実』

注目!

私の今月のおすすめは、弦巻楽団#25『果実』です。初演はなんと13年前。それから再演・再々演を重ね、3度目となる今回は、札幌演劇ではあまり見られないダブルキャストでのお芝居となっています。また、舞台美術には彫刻家の藤沢レオさんを迎え、一体どんな舞台装置が作り上げられるのか…すでに楽しみでなりません。道内に限らず、東京や京都、三重、九州、そして韓国でも公演を行うなど、各地で精力的に活動中の弦巻楽団が送る、「生」と「死」の物語。必見です。(中澤)

【公演情報】
弦巻楽団#25『果実』 作・演出/弦巻啓太
2016年8月20日(土)~2016年8月27日(土) サンピアザ劇場

『娼年』

注目!

原作は石田衣良さんの「娼年」「逝年」、そして脚本・演出を務めるのは、平田オリザ作品の演出を担当した経歴や、本年公開予定の映画『何者』の監督として話題の作家、三浦大輔さん。無気力な大学生の主人公は「ボーイズクラブ」で男娼となったことを機に変化を遂げていく…性の極限を描くこの作品、主演の松坂桃李さんと高岡早紀さんの熱演に注目です。(黒田)

【公演情報】
『娼年』 原作/石田衣良 脚本・演出/三浦大輔
〈東京公演〉2016年8月26日(金)~2016年9月4日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
〈大阪公演〉2016年9月7日(水)~2016年9月11日(日) シアター・ドラマシティ
〈福岡公演〉2016年9月14日(水)、2016年9月15日(木) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

『其処馬鹿と泣く』

注目!

私の今月のおすすめは、劇団はえぎわの『其処馬鹿と泣く』です。はえぎわは主宰のノゾエ征爾さんをはじめ、個性溢れる面々で構成される劇団です。独特の視点とテンポで繰り広げられる、どこかで見たような場面。今回の『其処馬鹿と泣く』も、「いなくなっては困る人がいなくなる話と、いなくなって欲しい人がいなくならない話。」とのことで、誰もが1度は経験していそうな、別にそうでもないような、そんなお話のようですね。初めて観る方にもぜひおすすめしたい劇団です。(中村)

【公演情報】
『其処馬鹿と泣く』 作・演出/ノゾエ征爾
2016年8月27日(土)~2016年9月7日(水) イマジンスタジオ