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2017年4月10日

『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』ゲネプロレポート

 4月9日よりシアタークリエで開幕しました、東宝ミュージカル「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」の囲み取材&ゲネプロの様子をお届けします。

 本作はスヌーピーやチャーリー・ブラウンでおなじみのコミック、そしてアニメーションと様々な形で世界中で愛されている「PEANUTS」のミュージカル化。チャーリー・ブラウンを村井良大さん(写真中央)、ルーシーを高垣彩陽さん(写真左から2番目)、サリーをAKB48田野優花さん(写真右から2番目)、ライナスを古田一紀さん(写真右手前)、シュローダーを東山光明さん(写真左奥)、そしてスヌーピーを中川晃教さん(写真中央)がそれぞれ演じられます。

撮影=NeSTA

 扮装姿でキャスト陣が入られるとあちこちから「可愛い〜」という声が。カラフルで、オーバーサイズの衣装はまさに原作そのまま!衣装の有村淳さんのこだわりが垣間見えます。村井さんから「久しぶりにこんな短パン履いた!色が凄く元気な色なので見ているだけで癒されるし、元気になれるので素敵な衣装だなと思います。」というコメントがあると高垣さんからも「ステージ上で立っているだけでもスタッフさんから可愛い!と言ってくださって、生き生きこの衣装でステージを飛び回りたいと思います。」とみなさん愛着がある様子。中川さんの衣装はなんと舞台仕様にシースルーになっているそうですよ。

 また中川晃教さんは本作が第24回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞されてから初舞台となります。「スヌーピーという役のお話をいただいたときに、あのスヌーピーをやるの?ととにかくイメージが湧かなかったんです。ただあの誰もが知ってるキャラクターを中川晃教だったらどうクリエの舞台で演じ、表現できるだろうと自分なりに妄想を膨らませたときに、なんかやってみたいなと思えたんです。」と作品との出会いを語っていただきました。また「大きい言葉ですが人生とか、今まで僕が頑張ってきてよかったなとか思える、実感みたいなものがこのスヌーピー役にも活かせるなと思えた。愛くるしさも満点に演じたい。」と気合い十分のお言葉をいただきました。

 またゲネプロでは客席に入ると原作コミックの「コマ」を思わせる可愛らしいセットが。開演アナウンスも楽しいので是非ご期待ください。

 2時間10分(休憩20分)の中で、一貫したストーリーではなく「PEANUTS」の様々なエピソードがコラージュのようにして構成されています。ミュージカルファンだけでなく名シーンの数々にPEANUTSファンも「どのエピソードかな?」と宝探しのように思い出しながら楽しめる作品です。

 もちろんキャスト6人のアンサンブルも見所です!歩き方、喋り方、そして姿勢まで細部にこだわったお芝居はまさにPEANUTSの世界から出てきたようです。心優しいけれど何をやってもうまく行かないチャーリー・ブラウンには村井良大さん。自然体で温和な雰囲気でチャーリーの愛くるしさを体現しています。またスヌーピー役には中川晃教さん。艶のある美声で天真爛漫なキャラクターの中にも深みを感じさせます。

 また音楽もクラーク・ゲスナー氏の曲に加え、今年2月に上演された「ビッグフィッシュ」などを担当したアンドリュー・リッパ氏の追加曲もメロディアスで素敵なものばかり。幕間にはアニメでお馴染みのテーマ曲「Linus and Lucy」が流れ、休憩時間もその作品世界に浸ることができます。

 子供も大人も楽しめる、ハートフルで普遍的なメッセージを持つ「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」。当日学生割引もありますので是非足をお運びください。(文責:小林)

【公演情報】
『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』
シアタークリエ 2017年4月9日~4月25日
出演:チャーリー・ブラウン:村井良大
ルーシー:高垣彩陽
サリー:田野優花(AKB48)
ライナス:古田一紀
シュローダー:東山光明
スヌーピー:中川晃教
声の出演:大和悠河
原作:チャールズ・M・シュルツ著 コミック『ピーナッツ』より
脚本・音楽・詞:クラーク・ゲスナー
訳詞・演出:小林香